ロゴやWebサイトをつくろうとすると、色や形から考えたくなるかもしれません。その前に、今の事業を言葉にしてみると、デザインを選ぶときの手がかりが見えてきます。

難しい言葉や、きれいな答えは必要ありません。次の3つの問いについて、日々の仕事を思い出しながら書いてみてください。

1. なぜ、この仕事を始めたのでしょうか。

最初のきっかけを、できるだけ具体的に思い出してみます。自分が困った経験、誰かに頼まれたこと、ずっと好きだったこと。立派な理由でなくても、事業の考え方を知る手がかりになります。

始めたときと今とで、考えが変わっていてもかまいません。続ける中で分かったことも書き添えてみてください。お客様からどんな言葉をもらったか、どんな仕事のときに手応えを感じたかを振り返ると、今大切にしたいことが見つかりやすくなります。

2. どんな人に、どんな場面で役立ちたいでしょうか。

年齢や職業だけでなく、その人がどんな状況にいるのかを考えてみます。初めて頼むので不安を感じている人なのか、忙しくて選ぶ時間がない人なのか。実際に会ったお客様を思い浮かべると、具体的に考えやすくなります。

その人は、依頼する前に何を知りたいでしょうか。料金、流れ、雰囲気、相談できる範囲。相手の疑問を並べてみると、サイトや資料に載せる内容も見えてきます。伝えたいことと、相手が知りたいことの両方を確かめてみてください。

3. 仕事の中で、大切にしていることは何でしょうか。

『丁寧に対応する』と思ったら、それが表れる場面を一つ書いてみます。最初に話を聞く時間をとる、専門用語を説明する、使い方を紙にまとめて渡す。具体的な行動にすると、ほかの人にも伝わる言葉になります。

書き出した答えを見比べて、繰り返し出てくる言葉や考えを探してみてください。それがプロフィールやサービス紹介、デザインの方向を考える手がかりになります。すぐに一文にまとめようとせず、まずは仕事の話を集めるところから始めてみましょう。

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